言葉を通して人を動かす
【人と人をツナグ言葉のチカラ】
April 5,2018
はじめまして&こんにちは!メディア・グローブ(MG)ブログ担当わさびちゃんです。
あっという間に2018年も3ヶ月が過ぎ、桜も散って初夏の風が吹いてきましたがいかがお過ごしでしょうか?
MGブログを1年間担当した私わさびちゃんも、今回をもってブログ担当を卒業することになりました。このブログを通して、皆さんにメディア・グローブの良いところをたくさん伝えられたかな、と思っております。今後もMGブログは続きますので、どうぞ引き続きご愛読ください!
さて、わさびブログのラストを飾るのは、前回の予告通り我らがPRチームの総監督!PRマネージャーの三科幸恵さんです!社内外で絶大な信頼を得ている、名実ともに我らのリーダーですが、当の本人は至ってフラットでとても親しみやすい茶目っ気たっぷりな性格。いつも人の心を惹きつける、三科さんの魅力の秘密は、彼女が大切にしている一つの❝気づかい❞でした。PRエージェントの本質を語る、三科さんのインタビューは必読です!
―三科さんよろしくお願いします!
三科(以下三)「自分のことを話すの一番苦手…あんまりハードル上げないで(笑)よろしくおねがいします」
呼吸や歩幅を合わせるPR
ーさっそくですが、三科さんが大切にしているPRマインドを教えてください。
三「私がいつも気を付けているのは、もちろん❝クライアントファースト❞。クライアントである化粧品ブランドがどんなPRの成果を出したいか、ブランドと一緒になってPRプランを考えます。私たちPRエージェントを起用することにより、ブランドはメディアに自分たちの持つ情報を効果的に配信することができます。ベストな配信の時期や方法などをコンサルティングするためにも、ブランドが持つ情報を最大限に引き出す必要があり、そういった意味でもブランドと一体になり、呼吸や歩幅を合わせることが大切だと思っています。常にすぐそばにいるけど、3歩くらい下がってサポートしている感じかな」
―なるほど、それをいつも気を付けているから、クライアントとよい関係性を築けるのですね。
三「そうですね。でも、いつも同じ接し方ではいけないとも思っています。先方の担当者の方に合わせて対応の仕方を変えたり、敏感に空気感を読み取ることでクライアントとのベストな関係性を築くことが大切です。そうやって関係を深めていくと、私にしかできないアドバイスができたり、信頼していただくことで円滑に仕事が進み、結果メディアの中での評判が高まって、ベストコスメの受賞などの大きな成果へとつながります」
―わぁ~!まさにPRマンの目指しどころですね!
三「こちらも真剣に向き合っている分、クライアントが満足できる成果を出して、お褒めの言葉をもらえるとすごく嬉しいし、PRをやっていて楽しいな、と感じますね!」
伝え方ひとつで生まれる感情を大切にする
―先ほど「空気感を読み取る」とおしゃっていましたが、それは具体的にどういうことですか?
三「私はね、言葉の持つチカラってすごく大事だと思っています。それは、仕事でもプライベートでもどんな時でも」
―言葉?ですか?正しい日本語を使うということですか?
三「うーん、実はそれは苦手なんだけど(笑)それだけじゃなくて。例えば、フレグランスブランドのPRをする時に、その香水の香りを『におい』とか表現したり、『嗅ぐ』と言ったりしないようにしています。『香り』と『におい』って同じ意味だけど、伝え方のニュアンスが違ってきいますよね?私たちは、言葉を使って化粧品をPRしています。化粧品に対する女性のイメージは特別。だから時には、ジュエリーやお酒のように美しく響く言葉で伝えます。私の一言一言が、その化粧品を表し印象を決めるツールになっているから、そのブランドや商品の世界観を損なわないような言葉選びがとても大切なんです」
―なるほど。でも、それが空気を読むのとどんな関係が??
三「空気を読むというのは、PRというか人と人との関係性づくりで必要なことかな。さっきも言ったように、言葉一つで相手が受け取る印象って変わってきますよね。例えば、クライアントにアドバイスする時も、相手は今何を悩んでいて、私にどういうアドバイスを求めているのかな?としっかり考えて、読み取ってから話さないと、見当違いなことを言ってしまうかもしれない。他にも、チームのメンバーに業務上のミスを注意する時ももちろんあるのですが、その時にどう伝えたらこの人を傷つけず、モチベーションを下げずに成長してもらえるかな?ということを考えます。ただ頭ごなしに怒られたり、酷い言葉を言われても、反省より不快感の方が大きくなると思います。相手のことを想うからこそ、投げかける言葉にチカラが生まれると思います。常に一定の感情をもって相手と接しられるよう、自分をコントロールすることが、チームを率いる私の役割だと思っています」
―すごい。そこまで考えて、クライアントや後輩と接していらっしゃるんですね。勉強になります!
進化するPRを目指したい
ー最後に、三科さんの今後の目標を教えてください!
三「今、メディア・グローブはアイスタイルグループに参入したことで、大きな成長を遂げようとしています。業界内でも、信頼性が高まってきており、より様々なブランドのPRをお手伝いさせていただく機会も増えました。そんな中で、今までにない新成分を配合したコスメなど、インパクトのあるブランドを担当していきたいです。あとは、よりクライアントに満足してもらえるようなPRを充実させること、新しく入社したメンバーを育てて、PRの魅力を知ってもらうことも、私の役目だと思っています(たくさんある…涙)。そのためには、自分も常にアンテナを張って、いつまでもフレッシュな気持ちでいなければならないと思います!」
―確かに三科さんは、海外から上陸したばかりのジムや、オープンしたばかりのお店など、新しい情報をキャッチするのが誰よりも早いですよね!
三「好奇心旺盛だからだと思う!(笑)情報をアップデートして、人に魅力的な情報として伝えることが昔から好きでした。次の原動力をさがし、トレンドに敏感なことは、PRとしていつも大切にしたいことですね!」
―なるほど!三科さんありがとうございました!
以上、三科さんのインタビューでした。
常にPRチームの先頭に立って、私たちを牽引してくれる三科さん。仕事で悩んだときはもちろん、プライベートな悩みも敏感に感じ取って、元気がないとすぐに声をかけてくれるやさしい先輩は、言葉を巧みに使いこなし、人を惹きつけるまさに天性のPRエージェントでした。
わさびのMGブログいかがでしたでしょうか?メディア・グローブにはまだまだ魅力的なメンバーがたくさん在籍しています。ご興味があるかたは、こちらのホームページでご覧ください!http://www.mediaglobe.co.jp/persons/
次回以降は、新しい担当者のMGブログがスタートします!どうぞお楽しみに!