【連載】お好み焼きやさんで聞いたあの人のアレコレ~Vol.2:このポーズはもしや…? 3人の共通点はあの経歴!~
July 30,2019
皆さん、こんにちは!
アイスタイルグループの社外広報を担当している山内です。
本連載第1回目は、VicePresident近藤の茶人っぷりを書きましたが、今回は面白い経歴をもった3名をご紹介します!
ーーーーーー↓前回の記事をまだお読みでない方はこちら↓ーーーーーー
なぜ3名なのか…?
そもそもなぜアイキャッチがこのポーズなのか…?
アイスタイルは、事業規模の拡大に伴い、年々社員数が増えており、中途入社者が毎月数名いる状況です。
そこで、社内SNSに「Welcome to istyle group!」という、
新入社員が自己紹介をするグループを作っており、そこで新入社員が自己紹介を投稿しています。
はじまりは、2019年4月1日入社の浦田さんの投稿…!
浦田さんの陸上自衛隊の職歴に皆が注目!
「※ “ほふく前進” , “小銃射撃” についてはよく聞かれますが、面白い回答返せないです!」
これはもうフリでしかないでしょ!
さらに、この投稿を機に、元海上自衛隊、元航空自衛隊の方もアイスタイル社内にいることがわかり、
陸海空そろったじゃん!
ということで、
あの人って○○らしいよ!?お好み焼きやさんで聞いたあの人のアレコレ
お話したことすらない方もいらっしゃったのですが、
「お好み焼き一緒に食べよーよ!」と同じ鉄板を共にし、色々聞いてみました(^o^)
メンバーはこの3人!
◆浦田 学(うらた まなぶ)
元陸上自衛隊。2019年4月、アイスタイルに入社。テクノロジー本部システムアーキテクチャ部PF開発グループで、@cosmeメンバーIDの認証基盤等の基盤系を担当。
◆白石 将(しらいし まさる)
元海上自衛隊。2016年2月、アイスタイルに入社。浦田さんと同じく、テクノロジー本部システムアーキテクチャ部PF開発グループで部長を務めている。バックエンド系でPJを横断したプロジェクトを管轄。浦田さんの上司。
◆中本 兼市(なかもと けんいち)
元航空自衛隊。2018年4月、アイスタイルに入社。ブランドオフィシャル本部マーケティング部にて、ブランド様向けサービス「ブランドオフィシャル」のマーケティングを担当。
ーー突然お誘いしたにもかかわらず、皆さんお集まりいただきありがとうございます!
白石さんと浦田さんは、同じ部ですが、お二人とも中本さんとは仕事上で接点はございませんよね?
今日は皆さんの親睦も深められるようなランチにしたいと思います(^o^)
早速ですが、自衛隊ってどうやったら入隊できるものなのでしょうか?
白石)普通に地域ごとにリクルーティングしていて、一般企業と同じように入社試験を受けて入るんですよ。
ーーそうなんですか!?私のイメージでは、防衛大学校を出ないと入れないようなイメージでした。
白石)あぁそれは、また階級の違う人達ですね。警察のキャリア組みたいなものです。僕は、曹候補生だったので。
普通に地元の地方連絡所っていうところから応募しました。
浦田さんと中本さんも、そうです・・・よね?
浦田)そうです!
中本)僕も家の近くの地連からです。
ーー地連(ちれん)っていうんですね~早速、業界(?)用語いただきました!
ところで、そもそもなんで自衛隊に入ろうと思ったんですか?
浦田)僕は当時、職についてなかったんですけど、彼女がいまして。色々と不都合がね・・・笑
そんな時に、地連のリクルーターの人に声をかけていただいたので。
中本)僕は、起業したかったので、お金を貯めるために入りました。
白石)僕は当時、割の良い仕事をして、お金を貯めては遊んでいたのですが、実は親も海上自衛隊なんです。
親を見ていたらいつも定時であがっていてラクそうに見えたので、入りました。笑
実際、かなりきつかったですが。笑
ーー結構、夢の実現のための資金を蓄えるために入られる方も多いのですか?
中本)そうですね。入って最初は、3年任期でそこで退職すると、退職金も出ますし、何せ自衛隊時代はお金の使いどころがないですから!!
白石)本当、ほぼずっと基地にいますからね。
浦田)あんな辛い生活はこの先ないでしょうね。今普通の日々を送ることができているのが、幸せで仕方ないですよ。
ーー・・・どんな自衛隊生活だったのですか…?(恐
中本)まず6:00に起床のアナウンスが流れてから、布団を畳み、着替え、帽子をかぶり、身だしなみを整えて、外に出て整列します。ここまでで1分!!!
ーー1分~~~!?!?!?!?!それは無謀すぎるのでは!
浦田)しかも、布団はバウムクーヘンにしなきゃいけないんです。
白石・中本))そうそう、バウムクーヘン!なつかしいな~!
ーーバウムクーヘン!?
中本)布団を畳んだときの両端がガタガタだとダメなんですよ。こんな感じで、バウムクーヘンの両端みたいにきれいに揃っていないと、台風(業界用語)が起きます。笑
ーー台風!?!?震えるぅ!
ちょっとここでは書けない内容なので、台風について知りたい方はこちら
浦田)しかも、早めに起きて間に合わせるようなことはできないんですよ。教官が早起きしていないか見回っているんです。
白石)だから、本当に1分でやらなきゃいけない。けど、バカ真面目に全てきっちりこなしていたら1分で終わるわけないんですよね。
でも、教官がどのポイントで評価しているかだんだん掴めてくるので、そのポイントを抑えることで、1分以内に完了することができるようになります。
ーーなるほど。それって、どの仕事にも通ずることですよね。
完璧主義がすぎると、効率的に仕事を進められないですもんねぇ。
中本)こういうことを訓練でも繰り返します。繰り返して練度を上げて、本番に備えるんです。
ーーちなみに、実際にどんな仕事をされていたのですか?
イメージはやはり、ほふく前進とか、実戦に備えた訓練のイメージですが。
浦田)それはそうなんですけど、一般企業でいう総合職とスタッフ職、というのと同じように、皆がみな最前で戦う人というわけではなく、それを支援する立場もあります。
例えば、僕の場合、通信士をやっていました。実戦のときに、電話機を使って連携をとるんですが、それらがきちんと繋がるようなネットワークを有線を繋いでいくんです。
白石)僕は、レーダー整備員をやっていました。海上自衛隊は船を使うので、船についているレーダーの点検や修理ですね。
中本)僕は、調達をやっていました。航空自衛隊に必要なモノを民間企業から買い入れる仕事です。民間企業と商談したり契約したり発注したり、ですね。
ーーそれって、普通にオフィスみたいなところで働いているってことですか?
中本)そうですよ。基地内にそういう場所もあって、そこで働いてました。もう普通の会社みたいでしょ。
ーーそうなんですね!では、本題へ…皆さんはどうしてアイスタイルへ?中本さんは起業したいとのことでしたけど??
中本)僕は、自衛官時代や起業時代含めるとアイスタイルは7社目になります。
自衛官になって起業資金を貯めて、さらに起業にあたって必要な経験が得られると思い、リクルートに行きました。その後、ベンチャーで0→1の営業を経験した後、起業しました。
立ち上げた会社では、農産物の流通をやっていました。農家、レストラン、ホテル…作り手と買い手両方を、農地と街を往復してつなげていきました。大きなイベントを仕掛けたり充実してたのですが、うまくいかず事業を畳みました。
そこで、営業力だけで突破できないことを思い知ったので、仕切り直し!マーケティング力をつけねば!ということで、東京にでてきて、広告制作会社、デジタル系の広告代理店で、プロデューサーや、通販事業を伸ばすコンテンツマーケティングをやっていました。
それらを経て、アイスタイルが開催したワークショップに参加したことをきっかけにブランドオフィシャルに出会い、そのマーケ担当としてご縁があり、ここにいる次第です。
ーーすごい!市場価値爆上げな経歴ですね。色々経験されてきた中本さんが、アイスタイルのブランドオフィシャルのマーケ担当というポジションを選んだのはなぜですか?
中本)今までエージェンシーにいたことが多かったけれど、やはりそもそものマーケティングプランを決めるのって事業会社そのものなので、事業会社でマーケをやりたくて。
そうなったときに、アイスタイルは事業会社でもあるし、ブランドのマーケティングパートナーでもあり、事業会社とエージェンシーどちらの側にも立って仕事ができるということは、とても貴重な経験になると思って入社しました。
ーー確かにそうですね。アイスタイルのようなビジネスモデルはなかなかないですしね。ブランドオフィシャルは、今のアイスタイルの注力事業ということで、中本さんは心強い存在ですね!
浦田さんは最近アイスタイルに入社されたばかりですが・・・?
浦田)僕は、自衛官を務めた後、IT系の会社にいきました。頭使う仕事がしてみたかったんです。ITならそれができるかなと思って。
ーーその会社に入られてからITの勉強をされたんですか?
浦田)そうです。僕、名前が「学」っていうんで学ぶの好きなんですよね。笑
その頃は、事業会社に常駐してたんですが、そこでECサイトまわりの開発を経験しました。
ECサイトで買い物するときって会員情報が絶対必要になると思うのですが、その時に必要な「認証基盤」っていう、会員ログイン時のパスワード要件とか、情報の紐付けの仕方とかその辺のスキルアップをしたかったんです。
そんな時にアイスタイルで、@cosmeの会員情報の認証基盤エンジニアを募集していたので、入社しました。
ーーエンジニアとしてスキルアップし続けてらっしゃるんですね。さすが学さん(^u^)認証基盤エンジニアの中でもなぜアイスタイルへ?
浦田)面接官の印象が良かったからです!そして、面接官はズバリ、隣の白石部長です!笑
お世辞ではなく、面接官としてちょっと答えづらいだろうな、という質問にも全部はぐらかさずに答えてくださったのが好印象でした。
自衛官の入隊試験の面接官は、入隊してもらうために不自然に優しいことで有名なんですよ。そのトラウマがあって。笑
白石)そうそう。僕もそのトラウマがありますから。面接官として真摯に向き合いたいと思って臨んでいました。
ーー自衛官同士通じ合うものがあったんですね、、同じ部に2人元自衛官がいるのは偶然ではなく、必然ですね。笑
そんな白石さんはどうしてアイスタイルへ?
白石)僕も自衛官の後、ITの道に進みました。自衛官って年功序列の傾向が強い世界なので、やってもやらなくても評価に反映されづらい環境よりも、「頑張っている人が評価される環境の方が自分に合っている」ということに気づいたんです。
また、もともとPC関係が得意で、HTMLの勉強も独学でしたことがあったので、同級生のツテでIT系の会社に入りました。そこから何社か経て、Yahoo!に務めていた頃に、我らのCTO竹澤さんとご縁があったのですが、彼に誘われてアイスタイルに入社しました。
アイスタイルCTOの竹澤も、Yahoo!→アイスタイルの経歴。CTO竹澤についてはこちら
ーーなるほど。自衛官の世界にいたからこそ、自分の適性に気づいたところもあったのですね!
白石さんといい、竹澤さんといい、人が人を呼べるというのはすごいことですよね。
白石さんのように、ファーストキャリアの経験って後にも影響すること結構あると思うんです。
自衛隊時代の経験で今でも生きていることってなんですか?
白石・浦田・中本 ) 「「「ずばり忍耐力!これに尽きます!!!」」」
白石)厳しい規則も上下関係も、自由の少ない生活も、本当に大変で、脱柵(※)する人も続出します。
そんな中それに耐えるのもそうですし、訓練は同じことの繰り返しですから。忍耐力でしか乗り越えられないですね。
※脱柵:基地の鉄条網つきの柵やフェンスを乗り越えて所在不明になること。脱走すること。
ーー自分の忍耐力を感じた瞬間はありますか??
白石)超激務な時でも、毎日家に帰れて、一人でシャワー浴びて、一人でくつろいで、一人で寝れるだけでも幸せだったのでそういうところかなぁ。
中本)山内さんが「忍耐力」だけでは物足りなそうなので(笑)、もう少し言うとすると・・・自衛官は、何度も同じことを繰り返して練度を上げて本番(実戦)に備えることから、どんな職種でも、提案とかコンペとか、本番に向けての準備をしただけ勝率があがると思って取り組んでいます。
ーーなるほど!自衛隊での生活や仕事は「準備が全て」を体現しているといえますね。
ちなみに仕事じゃなくても、生活面で未だに抜けない習慣とかってあるものですか?
例えば、「布団たたむのは、異様にきれいです」とか。 あ、今はみんなベッド生活か。笑
浦田)申し訳ないですけど、本当にないですね~!退職したては普通の生活のありがたみが身に沁みて仕方がなかったですが、すっかりこの便利な生活に慣れてしまったくらいです。笑
中本)僕は結構、「基本教練(※)」の足の動き、コピー待ちのときとかやっちゃいます。なんかリズムとか気持ちいいんですよ。あれ?皆さんやりません?
※基本教練:「気を付け」「休め」などの号令で姿勢を変えるときの動作
白石・浦田))やりませんねぇ~。
ーーむむむ。「今の生活最高!」って感じですかね。笑
浦田)あ!ありました!今にも生きていること!!
ーーなになになになに!?
浦田)ネタに尽きない!!!
白石・中本))それな!!!!!!
ということで、ネタに尽きないお三方のお話、社内の皆さんは是非聞いてみてください!
実はここには書ききれない、というか書けない面白い話がたっくさんありましたよ。笑
自衛官あるあるやWEBマンガも面白いので、興味のある方は読んでみてください★
・自衛隊あるあると自衛隊の真実・裏話まとめ:https://massy02.com/jieitai-aruaru/
・ジエイのお仕事:https://www.mod.go.jp/pco/okayama/comic/c_top.html
では、また次回お会いしましょう~!
👇今回、お邪魔したお店はこちら!👇
▲このお店のランチレポートをブログにしました♪是非ご覧ください!