連載|JOY@JOB ~あのプロジェクトの舞台裏教えます~ 第3回「2018年6月期決算説明会」
January 8,2019
皆さんこんにちは。アイスタイルで社内広報を担当しております、コーポレートコミュニケーション室の小屋敷です。
アイスタイルは、グループ間をつなぐ社内報「iーTIMES」を3か月に一度、発行しています。

今回のi-TIMESの表紙を飾ったのはマネジメントメンバー!普段見られない顔もチラホラ。
i-TIMESの中には「JOY@JOB」というコーナーがあります。
部署・会社を横断して1つのプロジェクトを成し遂げた、まさにアイスタイルのバリューである「共創の精神」を体現している社員にフォーカスし、紹介するコーナーです。プロジェクトの舞台裏を社内だけでなく、社外の皆さまにも知っていただきたい・・・!と思い、アイスタイルブログにも掲載いたします。
今回は、投資家および社内に向けた「決算説明会」のすべてを担う、アイスタイル真の裏方、IR担当者&経理担当者に取材し裏側をお伝えします!
決算、それは会社の「通信簿」。会社や各事業部門が、ある期間にどれだけ頑張ったかという結果を、数字やデータにまとめたもの。経理が月ごとにまとめた数字を四半期でくくり、投資家など社外向けにどう説明するかをIRが考えます。単なる数字やグラフに込められた各事業部の想いや汗までひろいあげ、「生きたアイスタイルのいま」として具現化し、社内外にお伝えしています。今回はIR担当の石岡 和真(いしおか かずま)さん、大柿 健人(おおがき たけと)さん、経理担当の佐々木 大樹(ささき だいじゅ)さんにインタビューしました。
1.“裏方”だけど“顔”でもある
|仕事のなかで大変だなと思うところは?
大柿「僕たちIRの役割は、事業の状況を社内外に伝えることですが、いろんな事業展開の中で、どの話題を取りあげるかは悩みどころですね」
石岡「投資家が求めるのは“売上”や“成長”の話。それを相手が納得するストーリーとして伝えることが重要です。」
|社内向け説明会での反応は?
大柿「皆、自分の事業がどう見られているかは、気になるようですね」
石岡「投資家の注目ポイントはもちろん、外部アナリストの意見も紹介しているので、それに刺激を受けて、一人一人が業績に対する意識やモチベーションを高めてくれると嬉しいです」
佐々木「国内外にどんどん会社が増えているので、締めの作業や会議資料作りが大変。仕組みの改善も検討中ですが、皆さん、スケジュール厳守と内訳の丁寧な入力、ぜひお願いします!」
2.決算で一つになる皆の想い
|工夫した点や改善していきたい点は?
石岡「説明会などのIR資料を、より見やすく、わかりやすくしたいですね。デザインの力も借りて」
大柿「第1四半期の説明資料から、原さんをはじめデザイン部にご協力いただき、デザインを刷新しました。とても見やすくなったので是非ご覧ください。また、資料を作るにあたり、経理や各事業部の方にヒアリングする際は皆さんとても協力的で、一つ聞けば二つも三つも答えてくれるので助かっています。」
石岡「売上げアップの要因や今後の戦略だけでなく、減益の理由といったネガティブなことも率直に聞かせてもらうからこそ、外向けにもうまく伝えることができます」
大柿「担当の方に質問すると“ここはきちんと説明したいから、時間をとって欲しい”と電話してくることも。自分の事業のことだから、みんな本当に熱く答えてくれますよ。あと、説明内容については経営層とも意見交換するので、役員と現場の橋渡し役も担っていきたいです」
佐々木「私たち経理としても、社員の皆さんが少しでも楽になるよう、経費申請などをわかりやすくスマート化していきたい。それに加えて、数値をカンタンに分析できる仕組みなど、もっと皆が会社の数字に興味を持ってもらえるような+αを届けたいです」
3.数字に心が通う瞬間
|どんなときに「やっててよかったな」と思う?
大柿「数字を突き詰めていくと、この会社の向かっている方向がパッと見えてくるときがあって。あ、これか、と思いますね」
石岡「吉松さんたち経営層や事業部門の想いを、資料というカタチに落とし込むこと。難しいけど、やりがいがある。業績だけではなく、そうした想いもきちんと伝わる資料ができたときは、達成感がありますね」
佐々木「ミスなしが当たり前で、人に喜ばれる機会も少ない経理ですが、パズルが完成するように各部門の数字がはまると気持ちいい。事業の成長とともに、僕やチームの出来ることが大きくなっていくのも、嬉しい実感です」
【インタビューを終えて】
数字をまとめて資料化するという、一見システマティックにも思える業務。その裏側には、各事業部門や役員たちと想いを通わせ、アイスタイルの現在と未来を実体あるものにしていこうとする、熱い脈動がありました。皆さん、おつかれさまでした!
最後に、石岡さん、大柿さん、佐々木さん、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
次回の「JOY@JOB」も皆さまお楽しみに。