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連載|JOY@JOB ~あのプロジェクトの舞台裏教えます~
第1回「ドラッグストアショー2018」

June 11,2018

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皆さんこんにちは。アイスタイルで社内広報を担当しております、コーポレートコミュニケーション室の小屋敷です。

アイスタイルではこの度、コーポレート社内報「i-TIMES(アイタイムズ)」を創刊しました。アイスタイルとしては、初の公式社内報の発行です!

アイスタイルグループの社内報「iーTIMES」

「i-TIMES」の中に、部署・会社を横断して1つのプロジェクトを成し遂げた、まさにアイスタイルのバリューである「共創の精神」を体現している社員にフォーカスし、インタビューするコーナーを設けました。それが、こちらの「JOY@JOB」というコーナーです。

「JOY@JOB」では、プロジェクトの舞台裏を社内だけでなく、特別に社外の皆さまにも知っていただきたい・・・!と思い、アイスタイルブログにも掲載いたします。

今回は、3月に幕張メッセにて行われた「ドラッグストアショー2018」で初の共同出展を実現したアイスタイルトレーディングアイメイカーズの担当者にイベントの舞台裏を取材しました!

 

【イベントの経緯】

 

2017年のアイスタイルトレーディング単独出展からパワーアップして、アイメイカーズが手がける@cosmeオリジナルブランド「@cosme nippon」の商品を数多くブースに展示。

アイスタイルトレーディングも自社の越境EC事業をアピールする場をつくり、新規ビジネス顧客の獲得を狙った。ドラッグストアショーの

ブースでは海外来場者に向けて、英・韓・中の語学堪能な社員を常時配置。互いにストレスなく、スムーズに取引の話ができる体制を整えていた。しかし、多くの海外来場者が訪れた理由は他にもある。「@cosme nippon」の「根菜シリーズ」マスクが来場者に強いインパクトを与えるよう、なんと当日に新鮮な生の根菜(!)を市場から仕入れてディスプレイするなど、斬新な商品展示を実現。日本古来の食文化でもある「根菜」の力強さやみずみずしさを表現することで、商品に込めた想いを発信した。そんな作り手のこだわりが、バイヤーにも一般ユーザーにも面白いと好評を博したのだろう。ほかにもユーモアたっぷりの仕掛けや目を引くアイディア満載のディスプレイで、「自然とブースに立ち寄ってくれる」という狙いを見事達成させた。今回は

出展準備中の株式会社アイスタイルトレーディング MD・オペレーション部 寿賀本 恵(すがもと めぐみ)さん、株式会社アイメイカーズ マーケティング部 松岡 高弘(まつおか たかひろ)さん、株式会社アイメイカーズ 商品企画部 佐井 賢太郎(さい けんたろう)さんに、出展の狙いや舞台裏、さらに今後の展開について伺った。

※イベント開催は3/16〜18の3日間。本インタビューはドラッグストアショー開催の1週間前に実施。(敬称略)

 

1. 出展の準備

|皆さま、お疲れさまです。今日はよろしくお願いいたします。準備は順調ですか?

 

寿賀本:「おかげさまで順調です。私は前職でもギフトショーへの出展を手がけていたので、流れについてはある程度、理解しているつもりですが、ドラッグストアショーは初めてなので緊張しています。昨年の出展時には、まだアイスタイルに入社していなかったので」

 

松岡:「私たちアイメイカーズは、5月末発売の新商品を展示するために、商品企画開発担当の佐井さんと連携して展示用サンプルなどの作成を急いでいます。また、同じチームメンバーとも、来場者の方に楽しんでいただけるようなディスプレイや動画の準備を進めています」

 

|実際に、ディスプレイや動画はどのようなものになるのでしょう?

 

松岡:「根菜マスクシリーズについては、本物の根菜を搬入して展示。ブース内にあるサイネージでは、ブランドコンセプト動画を放映。@cosme nipponがどんな商品を出しているか、動画を見るだけでわかる仕組みをつくりました」

本物の根菜をブース内に展示!マスクのコンセプトが来場者にダイレクトに伝わる仕掛け

|本物の野菜を入れるのは、面白い仕掛けですね!

 

松岡:「バイヤーやユーザーにインパクトを与えたいという以上に、新商品のコンセプトを理解してほしくて。本物の野菜があれば、野菜をコンセプトにした商品だとすぐわかるでしょう。また、来場者が写真撮影などをして、商品自体に注目が集まることも期待しています。来場者とコミュニケーションできるツールのひとつになればいいなと。」

 

 

寿賀本:「去年も@cosme nipponの商品は展示していましたが、今年からシリーズが増えたのでブースを拡大。松岡さん、佐井さんの協力でとても助かっています」

2. 出展の経緯について

|ところでなぜ今回のショーに、2社が共同出展することに?

 

寿賀本:「アイスタイルトレーディングは去年も出展し、海外代理商からの引き合いが多く、売上に貢献できたため、今年も出展することに。今年はさらに大きな成果をめざし、より多くの方とコンタクトを取ることを目標にしています。そこで今年は、アイメイカーズを主体に出展してみては?という話になったのです。ただ、せっかくの機会なので、アイスタイルトレーディングが海外展開している他メーカーの商品も展示しておきたく、グループ2社が協力しあい、出展することになりました」

 

|アットコスメニッポン以外、どんな商品が展示されますか?

 

寿賀本:「ショーには中華圏をはじめ海外の方も多く訪れるので、アイスタイルトレーディングで取引しており、越境ECや海外店舗で積極的に展開したい意向のあるメーカーさんの商品を置きます」

 

松岡:「ベストコスメ受賞ブランドとコラボレーションした商品もありますよね」

 

寿賀本:「そうですね、ブース構成として、奥にはアイスタイルトレーディングとして海外展開が可能な商材を、手前にはアイメイカーズの国内外に展開可能な商品を置くことにしています」

3.初めての試みで感じたこと

|今回、2社での初出展ですが、初めての取り組みで感じたことは?

 

寿賀本:「そうですね…。このショーでアイメイカーズと協力するのは初めてですが、普段から通常業務の卸などで連携しているので、あまり初めてという感覚はありませんね」

 

松岡:「グループ会社として、会社は分かれているものの、あまり会社を跨いでいる感覚がなくて。とくに寿賀本さんとは日頃からやり取りが多いので、今回のショーでもスムーズに連携が取れました」

 

寿賀本:「売る商品あってこその越境ECですから。佐井さんにものづくりをしてもらい、松岡さんに販促物づくりやアットコスメストアでの実績や事例などを共有してもらう、というひとつの流れができているんです」

 

佐井:アイスタイルトレーディングや、アイメイカーズという会社の壁はほとんどないですね。とても担当者に話しかけやすい、まさにボーダーレスな環境です」

 

松岡:「アイメイカーズは少人数で運営しているので、寿賀本さんのように、アイスタイルトレーディングで海外販路や国内小売店向けに卸を担当している方の経験や提案力があってこそ、売上が伸びると思っています」

 

寿賀本:「こちらこそ、アイスタイルグループだからこそつくれるモノを、海外の売り先や小売店に提案できるのはとても有り難いです。同じセグメントで、持ちつ持たれつの連携がうまくできていますよね」

4.準備の中で努力していること

|日頃から連携されているとはいえ、イベント出展ならではの特別な配慮や、困ったことはありませんか?

 

佐井:「アイメイカーズは少数部隊なので、一人当たりの課題や準備の量は多くなりますね。ただ、各方面のプロが揃っているので、準備はとてもスムーズに進んでいます。たとえば、来場者にインパクトを与えるブースの商品陳列には、いつもアットコスメストアで、お客さんをワクワクさせる商品レイアウトを企画・実践している松岡さんが大活躍。中心になって商品のレイアウト構成をしてくれています」

 

松岡:「店頭ディスプレイの経験はあっても、今回のようなブース出展は初めてなので、試行錯誤の連続ですが…初めてだからこそ、すごく楽しみです。どんなイメージにすれば海外の方を含めた来場者にワクワクしてもらえるか、経験を活かしつつ、さまざまにアイディアを広げ、チャレンジしてみたいですね」

 

寿賀本:「チャレンジと言えば、根菜マスクTシャツ(!)もつくっていますよね」

当日は根菜Tシャツをスタッフ全員で着用!

松岡 「はい、今回は根菜をモチーフとしたTシャツをつくり、皆で着てプロモーションします」

 

|お揃いのTシャツでプロモーションとは、面白いです! 根菜マスクを強くアピールできそうですね。

5.出展により期待される効果

| この出展で期待される効果は?

 

寿賀本:「アイスタイルトレーディングとしては、国内外の販路を広げるのが狙い。特に16日の金曜日は企業の来場者が多く、toB向けにアピールできる最大のチャンスなので、頑張りたいです」

 

松岡:「ショーは3日間で来場者数のべ13万人といわれています。私たちは、一般来場者が多い土日に@cosme nipponの商品を多くの方に知ってもらいたいですね」

 

 

佐井:根菜シリーズはあまり他社にない “飛ばしている”テーマですが、まだ認知度が低いので、このイベントをきっかけにユーザーの認知度を高めたくて。また、根菜シリーズだけでなく、ひとつひとつの商品に込めたメッセージも伝えたいですね」

当日はアイメイカーズのスタッフも根菜Tシャツを着用し、ブースを盛り上げました

6.今後もつづけたいこと、チャレンジしてみたいこと

|それでは最後に、このイベントに限らず、自身のお仕事で今後も取り組みたいこと、チャレンジしたいことを教えてください!

 

寿賀本:「こうしたショーは、国内小売店や海外バイヤーのお客さまと出会う、最初のスタート。そこから互いが取引先として良き関係構築をしていくことが本当の目標です。そのためにはアイメイカーズとの連携がさらに大事なので、ぜひ今後も引きつづき、よろしくお願いします

 

佐井 「はい。私たちもつねに差別化できる商品を提案していきたいです。アイメイカーズにしかつくれないものを提案することが、それに関わるすべての領域の事業をもり立てることになると思うので。アイメイカーズの商品づくりと、アイスタイルグループ各社の強みを掛け算すれば、大きなことが達成できるのではないでしょうか」

 

松岡 「僕も、その可能性をすごく感じています。今後も“アイスタイルグループとして取り組む意味”を意識していきたい。アイメイカーズの仕事やアットコスメ発のブランドについて、一般の方にも、業界の方にも、国内外に認知を高めたいです。@cosme nipponは、これから海外展開も意識しているので。今回のショーは、まさにそうした取り組みのひとつなので、とことん来場者に面白がってもらえるイベントになれば良いですね。さらに社内にも、アイメイカーズがただモノづくりをする会社ではない、と知ってもらえたら。アイスタイルグループの中で、アイメイカーズとしてメーカー事業を展開する意味や理由を、きちんと社内にも伝えていく役割を僕たちが担いたい。そして佐井さんが言うように、つくった商品を活かして、グループ全体で面白いシゴトをやっていきたいですね」

 

【インタビューを終えて】

今回のショーではメーカーやバイヤーだけでなく、印刷業者やその他の取引先などもブースに来場。

「アイスタイルグループが展開する事業の多様さ」についても、イベントを通してアピールができた。

モノをつくり、モノの価値を提供し、自ら伝えて世界に広げる…という一連の流れが、アイスタイルというひとつのグループ内で成り立つ。そこに大きな可能性を感じた社員たちの共創する姿を、本イベントで目の当たりにできた。

つねに互いを尊重しながら協力しあい、大きな目標に達成する。まさにアイスタイルのバリューを体現した仕事といえるだろう。

 

最後に、寿賀本さん、松岡さん、佐井さん、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

 

次回の「JOY@JOB」も皆さまお楽しみに。

 

 

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PROFILE

koyashiki

Hitomi Koyashiki

株式会社アイスタイル コーポレートコミュニケーション室

2012年入社 アイスタイル総務グループの立ち上げを経験し、2018年よりコーポレートコミュニケーション室へ異動。インターナル広報担当者として社内イベントの企画運営、社内報、オフィスコミュニケーションの戦略などを中心に、幅広く社内の「コミュニケーション」に関わる業務を設計中。

Takahiro Matsuoka

Takahiro Matsuoka

株式会社アイメイカーズ マーケティング部

2009年新卒入社 コスメネクストではアットコスメストア店舗企画を担当、メディア事業部署ではアカウントプランナーとして化粧品メーカーへ広告サービスの企画提案を担当した。現在は、アイメイカーズにてマーケティング戦略の設計を主軸に活躍中。同僚と旅行やテーマパークに行く等、公私共にアクティブに活動している。

Kentaro Sai

Kentaro Sai

株式会社アイメイカーズ 商品企画部

2017年入社 大手化粧品メーカーに新卒入社後、化粧品開発の研究員、商品開発部門、経営企画室など幅広い経験を積み、アイメイカーズへ入社。前職での商品企画スキルを活かし、現在はアイメイカーズにて商品企画・商品のトータルプロデュースを行う。趣味は、剣道・釣り・クルマいじり。

Sugamoto

Megumi Sugamoto

株式会社アイスタイルトレーディング MD・オペレーション部

2017年入社 雑貨メーカー、オーガニックコスメの営業職を経て、アイスタイルトレーディングにてMDを担当。現在はアイメイカーズ商品の国内卸営業も兼務。「あったらハッピーになれるもの」を広める仕事が好きだという。趣味はランニングで、最近はトレイルランニングという山遊びにハマっている。

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