アイスタイルトレーディングを紹介します!
January 19,2018
はじめに
こんにちは。アイスタイルトレーディングの范です。名前からわかるかと思いますが、私は中国人です。今年の4月に新卒として入社し、研修を経て、7月1日にアイスタイルトレーディングに配属されました。配属されて半年とまだまだ日が浅いですが、自分の目で見て感じている、アイスタイルトレーディングについて、みなさんにご紹介いたします。
アイスタイルトレーディングってどういうところ?
アイスタイルトレーディングは、2014年に設立され、越境EC事業からスタートしました。現在の主な事業内容は、中国・東南アジア・北米など世界各国に対し、化粧品卸の事業を展開しています。
具体的な仕事は?
アイスタイルトレーディングが行っている卸事業の大まかな流れは、日本国内のメーカー様より仕入れたコスメ商品を、グループ会社のアイスタイルチャイナを通して越境ECサイトを運営している各チャネル様へ輸出したり、アイスタイルトレーディングから直接海外の販売先様へ輸出するという流れです。
アイスタイルトレーディングは現在主に3つのチームに分かれ、それぞれチームが役割を担っています。
1.MDチーム
MDチームは、できるだけ多くの種類や数の商品を仕入れさせてもらえるように、日々メーカー様と商談・交渉を行うチームです。仕事内容は、価格やリベートの交渉はもちろん、人気商品の在庫確保、販路や発注単位の相談、各国成分のチェック、及び新規メーカーの開拓もやっています。
2.オペレーションチーム
オペレーションチームは、海外へ、的確に商品を届けるように動いているチームです。仕事内容は、アイスタイルチャイナやメーカー、フォワーダーとの間に立ち、発注調整、受注発注、在庫管理、倉庫運用、物流業務などを行っています。
3.チャネル開拓チーム
19期から新しくできたチャネル開拓チームは、今までアイスタイルチャイナが開拓した取引先だけではなく、更に市場を広げるために、たくさんの販売先とルートを作り、会社の売上に貢献していく営業職のチームです。
皆でそれぞれの役割を果たしつつ、協力し合いながらトレーディングが成り立っています。
グループにおけるアイスタイルトレーディングの位置づけ
一言でいうと、日本国内から海外に輸出するための、言わばハブ的な位置付けです。海外に進出したいけれども海外ビジネス経験のないメーカーさんのガイドでもあり、また、より多くのメイドインジャパンの良いコスメを海外の方々に届けるような架け橋でもあると思います。アイスタイルグループの中でも非常に大切な存在だと言えるでしょう。
また、アイスタイルチャイナとのつながりだけではなく、海外の@cosme storeへの商品供給や、アメリカ、ニュージーランドといった国をはじめとする、海外への商品の卸しやビジネスサポートなども日々の業務としてやり続けています。グループ内において、アイスタイルチャイナや@cosme store、海外店舗とフォローし合うことができるからこそ、アイスタイルグループの利益やブランディング戦略に貢献しています。今後は、アイメイカーズという日本発のビューティーブランドの企画・開発・販売を行っている会社と密接に連携することによって、もっと自社の強みを発揮し、共に最新最強なビジネスモデルを作っていくために、トレーディング一丸となって進んでいきたいです。
職場の雰囲気はどう?
突然ですがクイズです!
現在21人が所属するアイスタイルトレーディングには、いったい何か国のメンバーがいるでしょうか?
答えは、三か国です!日本語や英語、中国語が日々職場で使われていますが、最近では韓国語も耳に入ってくるような、グローバル感が満載な仕事環境です。
私が所属しているオペレーションチームには、エネルギー補充のためお菓子ボックスも設置されています(自発的)。仕事で疲れた時はやっぱりお菓子で癒されますね。
おまけ
越境ECについて
越境EC=電子商取引【EC】のプラットフォームを通じて海外の個人や企業から直接商品を購入し、配送してもらうこと。
なぜ越境ECが注目されているのか。
まず、中国の消費者には海外の高品質な商品を購入したいというニーズがあります。
また、越境ECには価格的なメリットもあります。海外の商品が中国で販売される際には高額な関税などがかかっていますが、個人輸入の税金は低く抑えられており場合によっては免税となります。さらに円安が進んだことも価格メリットを大きくしました。
さらにビジネスを拡大する方法として、配送を効率化する「保税区モデル」があります。これは、現地の保税倉庫に商品を在庫しておき、注文の都度そこから出荷する配送方法です。現地からの国内配送になるので短時間でコストが安いというメリットがあります。