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アイスタイルのアクセス解析業務

April 5,2017

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みなさまはじめまして。テクノロジー本部の河田と申します。

 

この記事では、私達が担当している「アクセス解析業務」の仕事内容について紹介させて頂ければと思います。実は社内の人からも「どんな仕事してるの?」と聞かれることが多く、この場をお借りしてよく頂くご質問を中心にお話したいと思います。

部署のご紹介

私が所属するシステムアーキテクチャ部は、サーバやデータベース、APIなどのアイスタイルグループにおける様々なサービスを支える基盤システムを開発・運用する部署になります。その中でもデータ分析基盤を管理するDBAチームがアクセス解析業務を担当しております。

チームメンバーの山本君

チームメンバーの山本君

利用している主なアクセス解析ツール

日々行っているアクセス解析には、Googleアナリティクス360を主に利用しています。また、複雑な分析や多くのデータを取り扱う集計を行う場合は、BigQueryを用いることが多いです。

 

・Googleアナリティクス360

 

「各ページの閲覧数」「サイトへの訪問者がどこからきたのか」など、Webサイトに関する情報を収集・分析できるツールです。日頃からアクセスの状況を確認するとともに、各種施策の効果測定などにも利用されます。

 

Googleアナリティクス360の解析サマリー画面

・BigQuery

 

上述したGoogleアナリティクス360では実現できないような複雑な条件を組み合わせて分析を行うために利用しているツールです。弊社特有の指標であったり、より具体的な分析を行う際に利用されます。

BigQueryのクエリ編集・実行結果画面

業務内容

お客様がどのようなきっかけでサイトを訪れ、どのようなページを利用されているのかという、行動分析が基本的なアクセス解析になります。その他にも、キャンペーンやサイトリニューアル・機能追加等、各種施策の効果測定であったり、弊社内の各部門が定めた評価指標を集計するようなものまであります。

さらにそれらの分析結果を可視化し、自動でレポーティングするところまで業務の範囲となります。

Tableauによるデータの可視化

Tableauによるデータの可視化

私達のチームはこのような様々な要望に応えることによって、データ分析を通じてメンバーの皆様を含む全てのお客様にとって最適なサイトが作られるお手伝いをするとともに、アイスタイルの成長の一翼を担うことを目指しています。

 

これらの分析は、営業部署ではクライアント企業様への提案資料の材料として利用され、企画部署に携わる各サービスの担当者はさまざまな施策の効果測定のレポートを用いて企画の中でのPDCAを行っています。

 

・業務の魅力
@cosmeを含めた多くのWebサービスに対するアクセスデータだけでも相当なボリュームがあります。

この大規模なデータに、更に1300万件以上あるクチコミデータや、年齢性別などの一般的な情報に加え、肌質・髪質といった様々な会員属性データが存在します。

これらを複雑に掛け合わせることで、非常に難しい様々な分析が行えることが最大の魅力です。

今後の目標は

現状、各部署からの依頼に対応するのが精一杯な状況なのですが、まだまだ活用できていないデータも数多くあります。アイスタイルはデータ分析という分野は未成熟であると感じており、そのため今後は様々な情報を自発的に発信していけるようなチームに成長していきたいと考え、日々邁進しています。

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