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アイスタイルのワーキングマザーのリアル

July 9,2019

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こんにちは!19新卒の木下聖香です;)

 

今回のアイスタイルブログでは新卒で就職活動をしている学生さんに向けて、

普段なかなか聞くことのできないワーキングマザーのリアルをお伝えしようと思います!

 

みなさんはどのような軸で就活をされていますか?

私が就活生の頃は、いくつかある軸の中の一つに、

「自己分析をやりまくって見えてきた将来像にどれだけ早く近づけるか」という軸がありました。

 

その中で、「女性だからこそ経験するライフイベントをどう乗り越えていこうか。

また、女性社員の皆さんはどのように乗り越えられているのか」

が当時の私は気になっていましたが、なかなか聞ける機会はありませんでした。

 

私のような思いをされているみなさん!

今回は現在2歳半のお子様をお持ちの渡邉美由樹さんにリアルな声をお聞きすることができました!

超プライベートなことまでお聞きすることができ(美由樹さんご協力本当にありがとうございました♡)、

企業選びのヒントがあると思うので、是非最後までお付き合いください~ ^^

 

 

 

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目次

・プロフィールと業務内容

・仕事とライフイベント

・女性だからこそ意識すること

・キャリアビジョン

・最後に一言

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プロフィールと業務内容

渡邉美由樹さんプロフィール1989年生まれ。大学にてメディアコミュニケーションを学び、2012年3月に卒業。

2012年4月アイスタイルに新卒入社。サービス開発部、マーケティングオペレーション部、マーケティングプランニング部を経て、ブランドサポートセンター(当時)の立ち上げに参画。その後産休に入り、復職後はブランドプラットフォーム推進2部を経て、2019年3月より、ブランドプラットフォーム本部 ストラテジックプランニング グループグロースアップチーム(以下、ストプラ)にて日々営業メンバーのサポートをしている。現在2歳半になる女の子の母。

 

――現在の業務内容を教えてください。

営業メンバーの日々の提案活動のサポートをしています。

仕事内容は大きく2つに分けられて、1つは、営業メンバーの個別サポートです。例えば、営業同行、営業往訪用の資料チェック、プランニングのサポートをしたり、営業担当が行き詰ってしまった時の総合相談窓口としての役割を担っています。

もう1つは、営業メンバーへのナレッジシェアです。色々なブランドさんのプランニングに携わってる経験を活かし、プロモーションの実施事例や実績を纏めたり、プロモーションや@cosmeのシーズントレンドを資料にして営業メンバーの提案活動に役立てて貰っています。今後は、サービスメニューの開発領域にもチャレンジしたいと思っています。

 

――アイスタイルに入社された理由を教えて下さい。

大学時代にメディアコミュニケーションを専攻していて、メディアが人の考え方やライフスタイルにどう影響を与えるのかということにすごく興味があり、メディア軸で就活先を探していた中でアイスタイルにたどり着きました!アイスタイルは@cosmeというメディアを持っていて、そこに蓄積されたクチコミが消費者に与える影響力がすごく大きく、且つ、そのクチコミデータを所有しているのが、唯一アイスタイルだけ!オンリーワン!だったので、そこに惹かれました。

でも、何といっても一番の理由は人の魅力ですね。私はインターンでアイスタイルを知ったのですが、そこで先輩たちと触れ合ったりだとか、その後、ランチをご一緒させてもらったりして、一人ひとりやる気に満ち溢れていて、目が輝いていたので、その人たちと一緒に働きたいなという思いが強くて入社しました。

 

――ありがとうございます!メディア軸と人軸で就活をされていたのですね。

仕事とライフイベント

――アイスタイルでのキャリアステップとライフイベント(結婚、出産)のタイミングについて教えてください。

 

\ででん/

 こんな感じです。2016年12月~2018年4月までの1年5か月間は産休を頂きました。

 

――出産の1.5か月前に産休を取られていますね!

はい。私は1.5か月前でしたが、有給を組み合わせて休みをとられる方もおり、人それぞれです。

私は、2014年にマーケティングプランニング部で営業の仕事を始めてから約2年経ったときに、妊娠が発覚しました。でも、営業は現場に出て身体を動かすことが多いので、その時の上長がブランドサポートセンターに配属先を変更して下さいました。変更後の配属先はどちらかというと、社内で、ブランドさんがサービスを利用する上で、困った時の電話サポートやその体制づくりが主な業務だったので、身体への負担はなかったです。

 

――上長にはいつ妊娠のご報告をされたのですか?

妊娠が発覚してからすぐです!(笑)

したらば、上長が「ちょうど今、こういう組織を作りたいと思っているのだが、やってくれないか」と、言ってくれました。

ただ、営業の仕事をもっと追及したいと思っていたので、妊娠を理由にそれができないことは自分の中でネガティブでした。

 

――出産される前とされた後では働き方は変わりましたか?

はい。大きく変わりました。

同じ営業の頃の出産前と復職直後の一日のタイムスケジュールがこちらです。

 

 

復職直後、しばらくは9時-17時の時短勤務で働きました。プライベートタイムでは、簡単な資料作成、子供のご飯仕込み、その他家事などを行っています。また、デスクワークは朝にメール対応、昼に自分の業務と後輩の資料Checkなどをし、昼食は軽く済ませることが多かったですね。

 

現在は時短勤務ではなくフルに戻し、その代わり、フレックスタイム制度を最大限に活用しています。

基本9時-17時で働いています。早く来れる日は早く、長く働ける日は長くと、その時に応じて調整しています。

営業の頃とは異なり、デスクワークは基本的に資料作成がメインです。また、働くママさんが多いチームなので、チームのMTGは朝にしてもらい、情報共有やブレストをしています。その他の時間は、営業メンバーからの相談を受けたり、資料確認の時間に充てています。

 

――限られた時間の中、お仕事をされる上でどういった工夫をされていますでしょうか?

出産前、時間が無限にあると思っていたころは(笑)、日々のタスク管理、スケジュール管理も十分にできていない状況でした。でも、子供ができてからは、子供が急遽熱を出しちゃったりと予測できないスケジュールが生じたり、その日によって働ける時間が異なってきます。

そういう訳で、一日一日毎にその日のタスク、スケジュールを見るのではなく、日曜日の時点で一週間のスケジュールをみて、「この曜日に何をしよう」と、スケジュールを立てて事前に決めておくことをしています。

 

――スケジュールの立て方が大きく変わったのですね~。

はい。また時間の使い方も工夫しています。

1つ目は、朝の時間です。夜は子供と一緒に22時くらいには寝て、朝4時、5時に起きて、子供が起きるまで2-3時間がっつりやるという工夫をしています。その時間はご飯を作ったり、メールを確認したり、簡単な資料を作ったりしていますね。

2つ目は、通勤時間です。電車の中で全然関係のない海外ドラマを観たりもしますが(笑)、なるべく情報のインプットをするようにしています。子育てをしていると、本を読んだり、情報を見る時間がないので、なるべく通勤時間でいろいろなメディアやSNSをみたり、@cosmeをチェックしたりとインプットの時間に充てています。

ほんとに時間は大切だなと思います!

 

――タイムリミットがあるとやる気もグン!っと上がりますよね!

女性だからこそ意識すること

――ライフイベントを経験したワーキングマザーであるが故の壁はありますか?

アイスタイル且つ営業ならではの特色になってしまうのですが、対峙するお客さんは化粧品メーカーさんがほとんどです。メーカーさんも女性が多いのと、実は子育て中の方が多くて、ママ同士だからこそ分かり合える話があったり、気を遣って下さることが多いので、あまり壁は感じません。

ただ、やっぱり出産を挟むと一定期間ブランクは空いてしまうので、そこはやっぱり自分にとってネガティブな点ではありましたね。だからこそ、ブランクを取り戻すべく、復職後はかなりがむしゃらに働きましたし、限られた時間の中で成果を出さなきゃという焦りは、今もあるかなと思います。

 

――産休を取る前の時点で、復職後にこうなっていたい!などの目標はありましたか?

特にありませんでしたが、出産後復職して気づいたこととして、復職後の選択肢が増えるか否かというのは、産休前までの自分がどういう働き方をしていたかがかなり影響してくるなと思っています。

選択肢は、例えば、「子供との生活を大切にしたいから、短い時間の中で働きたいです」とか、「子供を第一優先にしたいから、仕事はちょっとライトなものにしてください」とか、「いやでもやっぱり気持ちは変わらないので、もっとちょっとハードな仕事を限られた時間でやりたいです」とかとか、、

ライフイベントを経て戻ってきた時の気持ちは人によって大きく異なると思うのですが、その時に会社側が自分のニーズに合う選択肢を用意してくれるかどうかは、産休前までに自分がどう仕事に向き合ってきたかによるかなと感じます。「この人にはこういうことをしてほしい!」と明確に思ってもらう為には、それまでの上司をはじめ、周囲との信頼関係が大事だったとすごく思います。

 

――自分がどうなっていたいのかを常に予想しながら働くことが重要なのですね。

本当にそうですね。私は出産前からそのように考えられませんでしたが、皆さんにはライフイベントがもしあったとした時には、自分はそれを経てどうなっていたいかというイメージをしながら、その時その時を頑張ってほしいなと思います。

 

――ありがとうございます。ライフイベントに伴うブランクは仕事上確かにネックではありますが、逆に、女性ならではの強みはありますか?

これもアイスタイル且つ営業ならではの特色になってしまうのですが、私たちが広告提案をする商材って化粧品であることが多いんですね。やはり化粧品は女性が普段使っているものなので、とても自分ゴト化しやすいことが、強みなのかと思います。

その商品をどうプロモーションして売っていくかを考える時には、必ずその先にいるユーザーさんのことを考えなければなりません。その時にユーザーさんのインサイトを想像しやすいので、どんな手法でどんなメッセージを伝えれば、そのユーザーさんが手に取ってくれるのかみたいな、ストーリー設計がすごくしやすいなと思います。また、百貨店ブランドのコスメを手に取る喜びなどの、ユーザーさんのインサイトを理解しやすい分、「こういうコミュニケーションをとった方がいい」などの説得力のある提案や、カスタマージャーニーに沿った提案がしやすいかなと思います。

 

――つまりクライアントさんに、この提案を採用することのメリットを伝えやすいということですか?

そうですね。クライアントさんに伝える上で大事なのって、「これができます」ではなく、「これをすることで、その先のユーザーさん、お客さんがどうなります」っていうのを伝えることです。だから、お客さんがどうなってほしいのかのイメージがしやすいのかなと思います。ただ、最近は男性もコスメ好きが多いので、そんなこともないと思いますが。(笑)

 

――なるほど!確かにアイスタイルは美意識の高い男性社員が多いように感じます!

今までのお話を踏まえて、アイスタイルは美由樹さんにとって働きやすい環境ですか?

そう思います。

 

――何故ですか?

自分次第で働き方を自由に選択できるからです。「時短だから、ママだから」という理由で仕事の内容を制限されることもないです。バリバリ成長し続けたい私にとっては、とても働きやすい職場だと思っています。

産休でブランクのある私に対して上司は、今まで以上にスキルが求められるチャレンジングな仕事を任せてくださいました。産休前の働き方を加味し、期待して機会を与えてくださったのは、すごく有難いなと思っています。

 

また、周りのメンバーが温かいと感じます。例えば、子供が熱で休まなきゃいけない時など、迷惑をかけてしまうのですが、そんな時も温かい言葉をかけてくれたり、「あの仕事、私がやっておくね」などと言ってくれたりと、温かくサポートしてくれる環境ができています。本当に感謝をしているのと同時に、そこに甘えるのではなく、迷惑をかけた分はきちんと仕事で返すという意識はしています。

 

キャリアビジョン

――これからのキャリアビジョンをお聞かせください。

かつて大学卒業後に教師になるか、アイスタイルに入社するかで結構悩んでいました。人に教えることが好きだったり、人の成長に携わることが好きだったからです。そういった志向性は今も変わらないので、社会の中で様々な人と関わり合いをもって、その人の成長に携われるような仕事をしていきたいなということは、ずっと貫き通したいなと思っています。それができれば、仕事内容は特に問いません。現在所属しているストプラチームも、案件を通じて営業メンバーやブランドさんの成長に繋がるサポートをしたい、という想いで仕事に向き合っています。もちろん自分の子供の成長に関わっていけるのも楽しいです。

 

それともう一つ。アイスタイルには、新卒入社して出産・復職したのは私が初めてで、2年経った今もまだまだ少数派です。それでも、私のチームの先輩は在宅勤務制度を活用するなど、多様な働き方ができる環境づくりを目指して頑張っています。そのため、私もできる限り、新卒社員たちが「女性としてのイベントを経験した時に職場に戻ってきたいな」と思ってもらったり、戻ってきたときに働くイメージがつきやすいような人になれればと思っています。また、「いろんな働き方があるんだよ」とお手本になれるような道しるべ的な存在になれればいいなと思って、頑張っています。

 

――それでは最後に就活生に向けて一言お願いします!

これから社会に出て働く中で、自分が何を大切にしたいのかを常に考えながら、自分で道を切り開いてほしいなとすごく思います。あとは周りに流されることなく!ほんとに自分次第だと思うので!

――美由樹さん、本日はありがとうございました^^

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アイスタイルのワーキングマザーのリアルはいかがでしたでしょうか。

就活中だとロールモデルがどうしてもぼんやりとしてしまいますよね。

今回のインタビューが、今企業選びで迷っている方々へのなにかしらのヒントになれば幸いです。

また、就活生のみなさんだけでなく、まだライフイベントを経験していないアイスタイルグループの社員の方々にも役立つものとなりますように。

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PROFILE

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Seika Kinoshita

コーポレートコミュニケーション室(OJT研修中)

2019年新卒入社
1996年3月21日新宿区生まれ。青山学院大学経営学部マーケティング学科卒。
中高女子校育ちのお転婆娘。ラヴアンドピース。

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