サマーインターン with はこだて未来大学を開催しました!
December 12,2018
こんにちは!アイスタイル テクノロジー本部 エンジニアの山本・阿保です!
この記事をご覧の方は「サマーインターン with はこだて未来大学???どういうこと?」と感じたのでは
ないでしょうか。本記事では8/27~9/7まで、エンジニア・デザイナー志望のはこだて未来大学の
学生5人を対象にサマーインターンシップを開催しましたので、インターンシップの内容を紹介いたします。
1.背景
アイスタイルでは様々なインターンシップを毎年開催しています。商品企画、ハッカソン、社員と行うビジネスアイディアソンなど…。そんな中で、今回ははじめて「はこだて未来大学の学生向けインターンシップ」を開催することに。1大学向けに10日にわたるエンジニア・デザイナー向けのインターンシップを行うのは会社として初めての経験でしたので、新卒2,3年目のエンジニア・デザイナーを中心に運営を行いました。
2.学生たちのゴール
学生の皆さんがこれから就職活動を迎えるうえで、今までの自分では想像できなかった選択肢に気づいてもらえる経験をしてもらいたいと考えました。運営メンバーで議論を重ね「エンジニアとして働く=ものづくりの楽しさを知っていること」と位置づけ、学生の皆さんが「ものづくりって楽しい!」と感じてくれることをゴールとして、インターンシップの内容を考えました!
3.スケジュール
10日間のだいたいの内訳は以下の通りです。
◇1~2日目: アイデアソン
アイデアソンとは、ハッカソンと同じく”アイデア”と”マラソン”を組み合わせた造語です。10日間でどういう楽しい未来を描くか、そのためにどういうモノを作るかのアイデアを出し合います。
今回は弊社の事業戦略でもある「Beauty × IT」というテーマで考えてもらいました。

学生みんなでブレインストーミングをしている様子
ブレインストーミングやエレベーターピッチといったフレームワークも活用しつつ、アイデアを考え抜き、最終的にスマホアプリを作成することに。
◇3~5日目: 基礎技術研修
ここではチームでスマホアプリを作るための基礎となる技術の研修を行いました。
具体的にはReact Nativeやgitといった技術です。学生はアプリ開発未経験で、ターミナル(いわゆる黒い画面)での操作が初めての人もいました。そのため100%の理解は求めず、残りの時間でチームでモノが作れるのに最低限必要な情報をレクチャーしました。

ターミナル(黒い画面)でgitを学んでいる様子
最初のうちは黒い画面を怖がっていた学生も、最後には自信を持って使えるように。React Nativeの研修では、自分のスマホでアプリが動かせたり、テキストの色が変わったり、カメラが起動できたりするたびに喜んでいて、とても楽しそうでした!
◇6~8日目: 機能の開発
基礎技術の研修も終わり、いよいよアイデアソンで考えたアプリを開発していきます。

集中して開発している様子
…とはいえ、時間は限られているため、考えたアプリを100%作りきることは現実的ではありません。
ここでは、再度自分たちで考えたアプリの価値はなんなのか、と立ち返ることで、各機能に優先度をつけました。そして、優先度が高い機能から実装していきました。
また、この辺りで、学生にはある変化が見られました。それは自分が担当する機能/役割に責任を持ち始めたことです。学生からメンターへの質問も格段に増え、時間が無い中でもどうにか形にするべく集中していました!
◇9~10日目: 仕上げ&発表
インターンも残りわずか!各機能を合体させてアプリとしてちゃんと動くようにしたり、最後の成果発表に向けた準備等を行いました。
成果発表では、弊社テクノロジー本部のエンジニア/デザイナーや人事に向けて、画面遷移図やアプリアイコンなどのデザイナーとしてのアウトプットや、エンジニアがそれぞれ作った各機能の紹介、10日間で学んだことなどを発表してくれました。
そして成果発表が終わったら、ピザを囲んで社員と学生の交流会!!!最後はみんなで話して笑って、無事インターンシップを終えました。

新卒入社の先輩と、学生達
4. 学んだこと
◇学生のみなさんの感想
インターンシップ終了後の学生のみなさんの感想は
「最初はどう実装していいかわからなかったけど、画面に反映されたとき楽しかった!」
「デザイナーとエンジニアで密なコミュニケーションをとることが、イメージしたプロダクトを作るうえで重要と感じた」
「大変だったけど、意図した機能ができたときは嬉しかった!」
など、モノづくりを行うことの過程と結果を楽しんだ様子が伺えたので、ゴールに無事たどり着いてくれたと思います!
◇メンターの感想
メンターの振り返りでは、以下のような課題がでました。
「メンターの中でレビューの視点が重なってしまった時があり、多様性のあるレビューをするためにも「○○視点を持ってレビューする人」など役割を分けるべきだった」
「就活で活かせるようなアウトプット(例:カスタマージャーニーマップなど)をもう少し用意してあげたかった」
◇将来に向けて
これら以外にも改善点はありましたが、学生の皆さんが「楽しかった!」と感じた部分は残しつつ、よりパワーアップしたインターンシップを次回提供したいと思います。アイスタイルの新卒採用・インターンシップの詳細は以下のリンクからご覧になれます。この記事を見て興味がでた!という人はぜひチェックしてみてください。