【登壇レポート】データ分析基盤Developers Night
~@cosmeにおけるビッグデータのこれまでとこれから~
September 30,2019
こんにちは、アイスタイル採用チームの齋藤です!
2019年7月31日(水)に実施された、TECHPLAY主催「データ分析基盤Developers Night #3 ~データを活かす基盤の作り方~」にて、テクノロジー本部 R&D部の芝星帆が登壇しました!『様々なテクノロジーを使い、自社の大規模データから新しい価値を創出し続けている3社』という事で、ZOZOテクノロジーズ、Gunosy、アイスタイルのエンジニアが3つのセッションを行いました。
今回は、芝がお話しした「@cosmeにおけるビッグデータこれまでとこれから」という登壇内容をお届けするとともに、登壇自体ははじめてだったという芝に、登壇後の振り返りインタビューを行いましたので、是非「ビッグデータに興味がある方」「今後外部登壇にチャレンジしていきたい方」はご覧ください!
芝 星帆
2016年10月に株式会社アイスタイルへ中途入社。
@cosmeアプリのバックエンドAPIの開発や@cosmeスマホサイトの高速化プロジェクトを経て、現在はビッグデータ基盤構築及びデータの収集ツールの開発運用業務に従事。
【今回の登壇内容】
- アイスタイルとは
-事業紹介、これまでのアイスタイル - アイスタイルにおけるビッグデータ基盤
-データ集約基盤と使った技術について - アイスタイルにおけるビッグデータ活用例
-レコメンデーションシステムのための機械学習によるデータ活用について - これからのビッグデータ活用
-今後のVisionについて
※詳細につきましては以下スライドをご覧ください
創業より20年間貯めたデータを活用した機械学習プロジェクトにおける、データ収集(Hadoop)→活用フェーズへの移行、レコメンデーション内製化、これからのデータ活用方法・Vision、についてお話し致しました。今後、大規模データという観点から新しい価値をどう創出していくのか楽しみなフェーズです!
【登壇を終えて】
後日、初めての登壇を終えた芝に振り返りインタビューを行いました!
ーー芝さん、先日はお疲れ様でした!改めて、今回芝さんが登壇する事にきまった背景など教えて下さい
6月の中旬ぐらいにCTOからお話があり、その時点でビッグデータ基盤の開発に携わっているメンバーの3人で話し合って決定しました。実は、私自身が自分からすごくやりたいと希望を出したわけではないのですが、もともと個人の成長目標として外部勉強会での発表を挙げていたので後押ししていただいた形になります。
ーーその際の心境についても教えて下さい
私自身まだビッグデータ周りの業務を始めて半年足らずで、知識としてもかなり浅い状態だったので、何を話したらいいのかというよりも、何なら話すことが出来るのかすら分からず不安な気持ちがありました。
ーー登壇テーマは「@cosmeにおけるビッグデータのこれまでとこれから」でしたが、参加者の方々に何を伝えたいと想いながらお話しされましたか?
すごい知識や新しいものことを発表することは今の自分には出来ないし、弊社のビッグデータ基盤環境はまだまだ模索中段階だったので、現時点の環境を掘り下げて話したところで、聞く人にとって有益な話にはならないと考えたため、もっとビジネス寄りの視点でアイスタイルのことを知ってもらおうと考えました。そのため、大事なのは、今の弊社内のデータ事情がどういう状態なのか、それをこれからどうしていくのかを知ってもらう事を考えて、このテーマに決めました。
ーー登壇した事で感じたことや良かった事などを教えて下さい
部署内の方々に、何度もスライドをレビューしていただいたり、発表前のリハーサルに付き合ってもらえたりしたおかげで、発表自体は緊張しすぎずに出来たかと思っています。ただそれでも、発表中はもっと技術よりの話を突き詰めるべきだったのではないか、自分の発表内容は場違いではないか、と実はずっと不安になっていました。そのため、登壇後の懇親会で『これからビッグデータ基盤を作っていきたい』という立場の方々に声をかけていただけてとても安心しましたし、これはこれで発表内容としては良かったのかなと思えました。
ーー本当にそういった声は多かったと思います!弊社と同じフェーズの企業様もまだまだ多い状況なんだなと感じることができましたよね。次に、普段の芝さんについても教えて頂きたいと思います。普段のお仕事はどんなことをされていますか?
『集めたデータを使いたい』というサービスに対して、どのようなデータがどのような形で必要なのかのヒアリングを重ね、そのサービスに対して最適化したデータを提供するための集約ツールの開発を行っています
(※デスクの上には大好きなGopherくんのぬいぐるみが…笑)
ーーお仕事においては何を心掛けていますか?
仕事の大小によらず、どんなタスクであっても、何か一つ以上新しいことを試して、吸収しようと心がけています。技術や知識についてはもちろん、自分の経験や考え方について、挑戦できる内容は仕事によって変わりますが、絶対に何かしらの挑戦は出来るはずだと考えて、これからも新しいことをやり続けたいです。
ーー今後の目標や、携わりたいお仕事などありましたら教えて下さい
私達のチームが持つ本来のミッションは、社内のビッグデータ基盤作りであってビッグデータそのものを作ることではありません。そのため、将来的にはデータの収集や集約を今のように一部の人間が行うのではなく、他のサービス担当のエンジニアが、欲しいデータをほしい形で自由に使えるような環境を整え、そのために必要となる技術知識の共有に努めていきたいです。
ーー最後に、芝さんが感じる「アイスタイルグループで働く面白さ」を教えてください!
新しいことに挑戦させてもらえる風土、そして、それを上の人が否定せずに後押ししてくれることや、それぞれが外で学んだことを内部へアウトプットする体制が定着していることです。社内で担当している仕事も違えば、やりたいことや学びたいこともみんな違うので、社内勉強会やビアバッシュなどで他のチームの人が持つ知識を共有してもらえるのはとてもありがたいですし楽しいです。
ーー芝さん、ありがとうございました!
今回はアイスタイルの持つビッグデータのお話と、初登壇の裏側についてお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
登壇内容やインタビューから、ビッグデータにおける現状の課題や今後の可能性が伺えた私の個人的な意見としては、事業やサービスが多方面に成長しているアイスタイルだからこそ、向き合う課題も多いですが、そこに対してどのように挑戦し続けるかを考える事ができるのが、データエンジニアとしてアイスタイルで働く面白さだと思いました。
美容プラットフォームを目指すアイスタイルグループビジネスの可能性・将来性を、少しでも感じていただけたら、アプリケーションエンジニア・iOSエンジニア・インフラエンジニア等広く募集していますので、ぜひオフィスに遊びにお越し下さい♪
最後までお読みいただきありがとうございました。